一日千秋の思い

去年の1月16日に私の堪忍袋の緒が切れ

息子を家から放り出したんですよ。

そこから決まってたかのように

児童相談所、鑑別所、少年院と

行くことになりました。

親として何がダメだったのかと

思う日々の中、振り返りをしたんですね。

息子が4歳の時から一緒に住んでいますが

小学校に上がった時に

時計が読めない、計算が出来ない

漢字の読み書きも語彙力も乏しい

息子を不憫に思い

それから毎日30分一緒に

勉強する日々が続くのですが

なかなか出来るようにならなくて

やっと理解できたのが5年生の終わりでした。

ですが息子の成長は止まりませんから

息子が勉強するのを嫌になってまして

それでも私は必死になってしまって

いろんな事を与えようとし過ぎたせいで

少しずつ歯車をずらしてしまったと言うか

負担になってたんだと思います。

今思えば、日本は安全な国です。

時計が読めなくたって、計算できなくたって

近くの人にに聞けば良いし

計算出来ないならレジで足りる分出して

やってもらえば済むんです。

そんな所を育てるより人間の芯の部分を

育ててやらんといけなかったんです。

善悪の分別が付かない息子を

なんとか修正してやりたくて

あらゆる機関に問い合わせするんですが

合い言葉のように言われるんです。

「重大な事件は起こしましたか」

「家庭でゆっくり解決していきましょう」

出来ないから言っているのにどうしてでしょう。

歯が痛かったら歯医者に行くでしょう。

耳が痛かったら耳鼻科に行くでしょう。

福祉の網からこぼれ落ちた子は

助けれないんでしょうかね。

起きた事柄が重要じゃ無いんですよ。

問題の後追いじゃダメなんですけど

福祉の仕組みが理解出来ませんでした。

8ヶ月の少年院で修正プログラム

指導があったおかげで落ち着きの無かった

息子も会話が出来るようなりました。

最後に、ブログに息子の内容を出すことによって

たくさんのお叱りも受けました。

ですが、一人の犯罪者が刑務所に行くまで

2000万円の税金が使われます。

そして1年間刑務所1人300万

少年院1人400万円の税金を使うんです。

そこの申し訳ない気持ちがあるんです。

だから今年2月15日に息子は我が家に帰ってきて

罪滅ぼしじゃないですが

何かしようと提案をしました。

そこで決まったのが、近隣周辺のゴミ拾いです。

朝7時から30分~45分しております

そして日中は一緒に作業して見ております。

見かけた時は声をかけてやってください。

今までたくさんの方にご迷惑をおかけしました。

この場を借りでお詫びさせて下さい。

本当に申し訳ありませんでした。

そして今後とも温かく見守って頂けたらと思います。